2015年10月30日
事例2の解答比較:TAC-TBC-大原
引き続き、事例2の講評です(汗)。
☆☆☆ 事例2 ☆☆☆
【第1問(設問1)】
これは、争いようがないでしょう。
なお、60~70才のピークは10年前のピークが急激に減少しつつ
移動しただけで、与件から今後も減少が見込まれるので引っ掛けとみるべき。
”高価格で販売される高層マンション”という与件から、
素直に富裕層を想定すべきだけど、TACにはその記述がない。
私の結論 ⇒ TBC>大原>TAC
【第1問(設問2)】
ここは、三社ともに託児所を挙げています。
大原は他にもたくさん挙げていますが、ちょっと節操がなさすぎます。
なぜ、三社ともに託児所を挙げているかというと、
商店街の活性化成功事例として有名だからです。
本番後に調べて分かりました。
しかし、、、ここだけは全く納得いきません。
事例モデルに引きずられ過ぎなのでは?
設問2では、”サービス業の業種を誘致”とあり、
”サービス業を誘致”ではありません。
また、設問3では、”設問2で回答した業種の店”とあります。
テナントミックスともありますので、どうも、託児所はしっくりこない。
そもそも保育所や託児所ってお店?まあ、広義にはお店なんだろうけど。
さらに、15店舗近くある空き店舗対策が急務ですが、託児所って複数店要りますか?
いつ、どういうシチュエーションで使いますか?
保育所は欲しいですけど、広い土地の必要だし、時間もかかりそうです。
ということで、本番中も、託児所は候補から消しました。
私の結論 ⇒ 学習塾系、女性の美容サービス業種
【第1問(設問3)】
ここも、3社とも幼児系です。
設問2と連動しているので、当たり前ですけど。
しかし、普通、託児所って買い物するときに短期的に預ける施設です。
ビジネス的にも、幼児系より女性系のほうが市場が大きい。
幼稚園に子供を預けて、お母さんたちだけでお茶会というのが普通です。
私の結論 ⇒ 女子会向けのランチやデザートを、
各店で特徴を出して周回利用してもらうマーケティング戦略
【第2問】
これは、どれでも説得力があればOK?
どれを見ても、感心しませんけど。
私の結論 ⇒ 三社とも△。
【第3問(設問1)】
どれも似たようなものですけど、TACが良さそう。
私はプラスして、駅からの帰り道に寄れる地理的有利性を挙げました。
だいたい、各社とも地図をまったく利用してません。いいのかな??
私の結論 ⇒ TAC>大原>TBC
【第3問(設問2)】
これは、大原に座布団1枚。名誉挽回ですね!
私の結論 ⇒ 大原>>TAC>TBC
しかし。託児所が正解なら、60点ないわ・・・↓
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この記事へのコメント
理由は、今までと異なり、商店街だからです。一店舗ならば絞るべきですが、いくつもあるので。
高齢者でも主婦層(涙・・・)でも、解答に論理と説得力があれば良いのかも?
何回読んでも、なかなか出題者の意図が見えた気になりません。
ほんと、難しいです。